室外機に蜂

エアコンの室外機に蜂の巣を作られていることが時々あります。この場合、放置せずにすぐ対処しましょう。ただ、室外機に作られた巣の駆除は、慎重に行なわなければ室外機を壊すおそれもあるため注意が必要です。
この記事では、室外機に蜂の巣が作られる理由や、自力で駆除する方法などを紹介します。また、室外機に巣を作らせないための予防方法も解説しますので、併せてご覧ください。

●室外機に蜂の巣が作られやすい理由は、以下3点です。

・蜂は狭くて閉鎖的な空間を好むから
・雨風や外敵から身を守れるから
・エサを確保しやすいから

室外機には、人に気付かれにくく雨風・外敵から身を守ることができるなどといった、蜂にとって巣を作りやすい条件がそろっているため、巣作りの場所になりやすいといえるのです。
蜂は種類によって巣を作る場所が異なり、室外機に巣を作りやすい蜂はアシナガバチです。アシナガバチは住宅街などで頻繫に現れる蜂で、地上から10cm~2mまでの低い位置に巣を作る特徴があります。
アシナガバチは他の蜂と比べて体が小さく、室外機の隙間やファンに入り込むことができます。室外機に頻繁に出入りしている蜂がいたら、アシナガバチの可能性が高いでしょう。近づいたり手出しをしたりせず、慎重に行動してください。

「まだ蜂の巣が小さいから駆除はあとにしよう」と、室外機にできた蜂の巣を放置するのは非常に危険です。
室外機に作られた蜂の巣を放置したままエアコンを使用すると、ファンが回転したときに巣を巻き込むおそれがあります。室外機は精密機械のため、ファンに蜂の巣が絡まれば故障しかねません。特に、エアコンを使い始める7月頃は要注意です。

また、室外機のなかにいる蜂は、配管やエアコン設置時に空けた壁穴を通って室内に侵入してくることもあります。7~8月頃の働き蜂は、活発で攻撃的になるため刺される危険性が高くなります。
寝ている間に刺すなど、攻撃してくることもあるので大変危険です。蜂に刺されると、最悪の場合命を落とすこともあります。

このような危険性も考えて、室外機に作られた蜂の巣は、放置せず早急に駆除しましょう。

特に蜂の巣が作られやすい場所は、次の4つです。

・室外機の内側・天板
・室外機のプロペラ(内側)
・室外機と地面の間
・壁と室外機の隙間

室外機と地面の間・壁との間に巣が作られた場合は、比較的見つけやすいですが、内側や天板、プロペラ部分は見えにくいため、発見するのが難しいでしょう。

蜂を見かけたら室外機に近づくことはもちろん、蓋を開けないでください。先述のとおり、巣がある状態でエアコンを使用するとファンが回転し蜂を刺激したり故障の原因になったりするため、エアコンの電源は入れないようにしましょう。

●室外機の蜂の巣に殺虫剤はNGです

室外機にできた蜂の巣は、駆除方法を間違えると室外機を壊してしまうことがあります。よくある間違いとして、殺虫剤を使うことが挙げられます。
では、室外機の蜂の巣はどのように駆除すればよいのでしょうか?

?自力での駆除は可能か?

室外機に作られた蜂の巣は、3~5月頃の時期であれば自力で駆除することが可能です。春は、まだ蜂の活動数が少なく巣も小さいため、駆除しやすいといえます。 
ただ、室外機に作られた蜂の巣を自力で駆除する際、殺虫剤は使わないようにしてください。精密機械である室外機に殺虫スプレーをかけると、電気系統のショートや故障につながるおそれがあるからです。

室外機が故障した場合の修理費は約9,000~20万円、買い替えは約3万~30万円と高額。蜂の巣駆除を業者に依頼するよりも、費用は高くなります。
また、6月以降になると徐々に蜂の数が増えて攻撃性も高くなるため、自力での駆除がより厳しくなります。室外機に作られた蜂の巣の駆除は、時間・手間・安全面を考えて、専門業者へ依頼するのがおすすめです。