エアコンの台風対策

1.台風が接近する時にエアコンを使うのは危険?

台風接近時には止めておくこと

台風が接近しやすい時期である6~9月にかけては、蒸し暑い日が多いのでエアコンを使いたくなるかもしれません。特に台風が接近するとなると、お部屋を閉め切っているのでジメジメ感は拭いきれないことが多いでしょう。
しかし、台風が近づいてきている時にはエアコンを止めておくことも大切です。
なぜなら、エアコンの室外機の故障や水の逆流といったトラブルを引き起こすためです。
常に屋外に晒されているエアコンの室外機ですが、強風に弱く、風速30mを越えてくると風の影響で故障してしまうことがあります。
室外機に付いているファンは強風にあおられると、風による衝撃からモーターが逆回転し、故障の原因となってしまいます。
また、強風のみならず大雨による影響も見逃せません。台風による大雨で屋外に出しているドレンホースの水が逆流してしまうことがあります。
逆流のみではエアコン自体は故障することはないものの、エアコン付近に他の家電製品を置かれている場合には水没に注意しなければなりません。
このように台風やそれに伴う大雨によって、エアコンはさまざまなトラブルに見舞われる可能性があります。
暑さの気になる時期ですが、なるべくエアコンは稼働させず、その間は扇風機などで暑さを凌ぐことをおすすめします。

2.台風が接近する前にやっておくべきエアコンの対策

対策すべき箇所

ニュースなどで台風の接近がわかったら、すぐにエアコンの対策をしておきましょう。
現在ではホームセンターやインターネットでさまざまな対策グッズが販売されているので、個人でも簡単に対策を行うことができます。
・エアコンカバーを付けておく
エアコンカバーとは室外機にかけるカバーのことであり、強風で室外機内部にゴミや雨水といった不純物が入り込んでしまうのを防ぐことができます。
ファン部分をしっかりと覆うように作られているので、強風が吹き荒れている日には大活躍してくれます。
・逆流防止弁を付ける
逆流防止弁とはドレインホースの先端部分に取り付けるものであり、水が逆流してくるのを防いでくれます。
使い方はいたって簡単で、ドレインホースの先端にビニールテープを留めて固定するだけ。
ドレインホース内部にはゴミやホコリなどが溜まっていることが多く、これらが室内へと流入しないようにします。
また、ゴキブリなどの害虫が屋内への侵入してくれるのを防ぐ役割も果たしてくれます。
・消音バルブを付ける
消音バルブとは、台風による室内外の気圧差で発生するドレインホースの音を消してくれるもの。
これを設置しておくことで、エアコンから出るポコポコ音をかき消すことができます。

3.エアコン室外機も台風対策は必須

室外機の対策

台風においてエアコン室外機は、ゴミなどの不純物が入り込む以外にも故障や破損を引き起こす要因があります。
それは転倒すること。
台風時には強風が吹き荒れるため、風速30mを超えると転倒する可能性が高くなります。実際に台風が通過してから、室外機修理の相談が増える傾向にあります。
転倒を防ぐ場合には、室外機はなるべく背面に風を受けないように配置することが肝心。こうすることで強風にあおられても転倒しにくくなります。
また、これ以外にも外から飛ばされてきたものに当たって室外機が破損してしまうことも。
もし室外機が強風によって倒れてしまったり、破損してしまったりした場合には、自分で対応しないようにしましょう。
室外機が倒れていると冷媒配管が壊れていて、冷媒ガスが流出してしまっている可能性があり、万が一冷媒ガスに素肌が触れてしまうと怪我につながる危険性があります。
そのため、室外機のトラブルについては個人ではなく、メーカーか購入店に依頼するようにしましょう。
費用こそ掛かるものの、エアコン修理のプロフェッショナルですので安全かつ確実に修理してもらえます。
知識も豊富ですので、エアコンに関するトラブルの相談に乗ってくれます。

4.台風通過後に確認すべきこと

まずはエアコンの動作をチェック

台風が通過してからもエアコン周辺はしっかり対策しておく必要があります。周りを確認してみて、どこか異常がないか把握しておきましょう。
・エアコンの動作確認をする
台風が過ぎ去った後は、まずエアコンの動作確認をしておきましょう。
もし正常に稼働させることのできない場合は、室外機に異常が見られる可能性があります。
室外機に異常がなかったとしても、エアコン本体の点検もしてもらう必要があります。
・室外機の状態を確認する
屋外へ出たら、室外機が転倒していないかどうか確かめてみましょう。倒れていたら、すぐに専門業者に連絡しておきます。
なお室外機の修理には数日を要する場合もあります。
・室外機の吹出口、吸入口を確認する
室外機の吹出口・吸入口は冷暖房の効率を左右する箇所です。それらを調べてみて、ゴミや汚れが溜まっている場合にはそれらを取り除きます。
それでもエアコンの効きがよくならない時は専門業者に依頼しましょう。
・室外機の内部を確認しておく
室外機本体は何の問題がないように見えても、カバーや内部にあるファンが壊れている可能性があります。
壊れたままにしておくとエアコンが使えなくなるので、メーカーか購入店に頼んで修理ないしは部品交換をしてもらうようにしましょう。