エアコンの寿命って何年?

エアコンを使用する際、一般的にどれくらいの期間で清掃や買い替えが必要になるのか気になるものです。

この記事ではエアコンの寿命や長く使うためのコツについて解説しています。一般的にエアコンの寿命の目安は、およそ10年と言われています。機能がシンプルなエアコンの場合は耐久性が高く、お掃除機能などの複雑なエアコンと比べると長持ちする傾向にあります。

エアコンはメーカーごとに部品の最低保有期間を定めています。例えば最低保有期間が10年の場合、10年以上使用して故障をすると、部品がなくなって修理できないこともあります。

それでは、エアコンが壊れやすくなる原因について触れてみましょう。

エアコンは安い買い物ではないので、なるべくなら長く使いたいものです。

エアコンは大きな負荷がかかればかかるほど故障しやすくなってしまいますので、それを避けること、無理がかからない使い方が長持ちさせるコツになります。

そこで故障しやすくなる原因には、一般的に4つが挙げられます。これは業務用エアコン・家庭用エアコンに共通しています。

  • フィルターの清掃が不十分

エアコンのフィルターがホコリやゴミで詰まっていると、エアコンの効きが悪くなります。
エアコンは室温を感知して風の強弱や熱交換を調整するので、エアコンの効きが悪くなればその分、フル稼働で運転する時間が長くなり、エアコンへの負荷が大きくなります。フィルターが汚れていると異臭の原因にもなりますので定期的に清掃するようにしてください。

  • 設定温度が低すぎる・高すぎる

エアコンは室温を設定温度に向かう時間にかけてフル稼働します。そのため設定温度が室温から遠いほどエアコンに負荷がかかりやすくなります。極端な温度に設定するとエアコンに必要以上に負荷がかかり、故障につながります。

  • 室外機の周辺に物がある

室外機は周辺に通気を妨げるものがあると、冷暖房の効率が落ちて負荷が大きくかかります。
夏や冬のエアコン使用期間中は室外機の前はできるだけ広く開け、カバーはかけないようにしてください。

  • 熱交換器やファンの汚れ

そして最近最も多いのが、エアコン内部の汚れ・詰まりが大きな原因です。

これは、①~③とは違ってご自身では対処できません。

エアコン内部の清掃につきましては、当店にお気軽にご相談ください。